小児矯正とは
健やかな成長をサポート
小児矯正は大人の矯正と違い、発達途中の骨が動きやすいうちに歯並びを整える治療です。永久歯に生え変わる前でも可能であり、むしろ生えそろう前に行うことをおすすめいたします。
なぜなら歯並びが悪いと、うまく歯磨きができず虫歯や歯周病にかかりやすくなったり、見た目の印象が気になったり、お子さまご本人のコンプレックスになる可能性が考えられます。健康面と精神面、両方への影響を鑑みて、早期の治療を推奨します。
こんなことでお困りではありませんか？
なぜ子どもの頃から矯正をするの？
歯並びと成長の関わり
前述したとおり、乱れた歯並びは健康面・精神面への悪影響が考えられます。たとえば、食べ物をしっかり噛みにくいために食べかすが口内に残りやすかったり、歯磨きがうまく行えなかったりします。それは虫歯や歯周病の原因になるだけでなく、顎関節へ影響をおよぼして下顎にしわができたり、転んだときに前歯を折りやすくなったりします。
健康面の乱れは精神面にも結びつくほか、見た目への悪影響は思春期のお子さまの悩みとなる傾向があります。歯並びを気にしてうまく笑えなかったり、人前へ出ることに苦手意識を持ってしまうことがないように、早期のうちに顎の成長をコントロールしてみてはいかがでしょうか。
お子さまが心身ともに健やかに成長できるよう、当院は全力でサポートいたします。
4～5歳から9～10歳までに矯正を始めましょう
永久歯が生えそろう前に、そのためのスペースを作ってあげることが予防としての矯正治療です。歯並びが悪くなる原因は遺伝的要素のほか、食事のしかた（噛み方）や仕草なども関係しますので、そういった習慣を改善していく指導も行います。お子さまによって、すぐ始めたほうがよいのか、永久歯に生え変わってからのほうがよいのかは個人差によるところがあります。当院ではお子さまの歯並びや口腔の状態をよく診てから治療プランを提案いたします。
すでに歯並びが悪くなってしまったお子さまも、今後の歯並びがどうなるのかが不安なお子さまも、適切に対応いたしますのでご安心ください。
当クリニックの小児矯正
お子さまにあわせたプランを提供いたします
プレオルソ：取り外し可能な柔らかい素材を使用した「こどもの歯並び矯正」のための装置です。柔らかいのでお子様でも痛みなく使用でき壊れることがほとんどありません。取り外しも可能なため、装置を清潔に保てます。また、子供の舌の位置も自動的に矯正できるため、呼吸の改善につながります。
床矯正：顎自体を大きく広げることで、永久歯が並ぶスペースを確保する治療法です。おもに５～１０歳頃のお子様を対象とし、自然な成長の力を利用することで顎の成長を正しく導いていきます。犬歯が生える前までに歯列を整えておくことをお勧めします。
